概要
愛したサイバーパンクにサヨナラを――。青年誌系SFの王道を貫く物語!
異能力《ペンデュラム》を覚醒させる条件は2つ。過去に“絶望”を体験していること。黒いラベルのカクテルを飲むこと。
ペンデュラムは人の願いを叶える万能の力ではない。人が今日を生き抜かんとする火事場のクソ力である。“絶望”を乗り越えた時、その力は失われる。
そして、ここに人々の“絶望”を解決しようとする何でも屋たちがいた。彼らはディストピアの秩序に侵食されつつある大都市にて、古き良きサイバーパンク時代の人情をまとう。
青年の名は『Q』。映画流拳法、煙草道、早撃ち……そしてお人好し。かつて組織No.2の実力を誇り、裏切り者のレッテルとともに殺された。
少女の名は『シュガー』。仲良し主義、違法出力の義足、キャスケット帽……看板娘。死別による天涯孤独を2度も味わいながら、笑顔を絶やさなかった。
ペンデュラムは人の願いを叶える万能の力ではない。人が今日を生き抜かんとする火事場のクソ力である。“絶望”を乗り越えた時、その力は失われる。
そして、ここに人々の“絶望”を解決しようとする何でも屋たちがいた。彼らはディストピアの秩序に侵食されつつある大都市にて、古き良きサイバーパンク時代の人情をまとう。
青年の名は『Q』。映画流拳法、煙草道、早撃ち……そしてお人好し。かつて組織No.2の実力を誇り、裏切り者のレッテルとともに殺された。
少女の名は『シュガー』。仲良し主義、違法出力の義足、キャスケット帽……看板娘。死別による天涯孤独を2度も味わいながら、笑顔を絶やさなかった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!主人公と世界描写がとにかくカッコイイ、読んだら痺れる「サイバーパンク」
最新話の17話まで読んだ時点でのレビューになります。
本格的な「サイバーパンク」です。こういうの私、目がないんですよね。最近、ほんとファンタジーが全盛で、「SF」が読まれないのが本当に悲しいです。
さて、本作ですが、一言でいえば「主人公のQ」がとにかくいいです。キャラ文芸っていってもいいくらいキャラが立っていて、なんというか、未来の世界のSFなのに、昔ながらのカッコよさがあるというか、本当に魅力的なキャラクターです。ただ、ちょっと、キャラが物語を食っちゃってるところがあるにはあるんですけどねw
でも、未来を表す描写、そして、なんとなくアウトローな描写。世界観もほんとカッコいいです。やっ…続きを読む