読後に脳がじんじんと痺れ、心地よい鳥肌がたつ。これは名作中の名作だ。
ふぁっきんぴーす!
先のレビューでも語られているとおり、インタビュー形式のみで物語が紡がれる異色な作品。ある事件の真相に迫ろうとした犯人の友人が、関係者に一人ずつ話を聞きに行くというものです。地の文がなく、さらに…続きを読む
いつもレビューを書く時は他人に薦めたくて書くのですが、僕は本作を誰彼かまわず薦める気にはなれません。だけどこの衝撃と読後感を自分一人の中に留めておく気にもなれません。なので最初に忠告します。覚悟の…続きを読む
病の様に、狂気は伝播する。この物語には多くの狂人が現れ、そして多くが悔いる。狂気とは誰しもがかかりうる病であり、その発露が殺意であり、後悔とはその後遺症のようなものだと。人間は誰しもが当事者た…続きを読む
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