ジャンル雑食、テンプレも好きですが一捻りした作品が好みです。
ただただ衝撃的だった。これはある街で起きた陰惨な事件を、関係者へのインタビューから掘り起こしてゆく物語だ。そこから現れていく、あまりにも残酷な関係性の連鎖に目が眩んだ。たとえば「ひどい」…続きを読む
インタビューする人物ごとにそれぞれの主観が強烈に描かれた今作。しかしこれらはバラバラの意見を集めているようで、実はインタビュアー自身に対しては実に的確に、紡ぐように、また抉るようにして描こうとし、イ…続きを読む
読後に脳がじんじんと痺れ、心地よい鳥肌がたつ。これは名作中の名作だ。
なんらかの一線を超えた『あちら側』の人間が多数出てきますが、彼ら『あちら側』の人たちも僕たちと全く異なるロジックに依って動いているのではなく、ほんの少し、本当にほんの少しだけどこかが僅かにズレている…続きを読む
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