概要
『 宇宙 × レトロゲーム × 日常 』
未来のレトロゲーマーの日常。
「宇宙でも、ファミコンのカセットにふうふうって息を吹きかけるの?」
「宇宙だからこそだよ。無重力空間では埃や塵が落ちないからね」
時は宇宙大航海時代。
大企業の下請け運送会社の貨物船パイロットであるコータは今日もレトロゲームとともに宇宙を行く。
広大な宇宙の何処かで、ゲームカートリッジにふうふうと息を吹きかけながら。
「宇宙でも、ファミコンのカセットにふうふうって息を吹きかけるの?」
「宇宙だからこそだよ。無重力空間では埃や塵が落ちないからね」
時は宇宙大航海時代。
大企業の下請け運送会社の貨物船パイロットであるコータは今日もレトロゲームとともに宇宙を行く。
広大な宇宙の何処かで、ゲームカートリッジにふうふうと息を吹きかけながら。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!宇宙をいく六畳間、昭和レトロとSFの融合で描かれる、とある日常小説
以前ドラマでやっていた「ノーコン・キッド」を彷彿とさせる、男女3人のレトロゲームを題材にしたお話です。このゲームは子供の頃にやったと、思わず誰かに思い出話をしたくなるテーマに、童心がくすぐられます。
某鉄道のゲームの回でも、ピンチを帳消しにする方法と聞き、多くの人が「あぁ、アレのことね」と思い出を呼び起こすでしょう。しかし、なかなかお茶目な登場人物は、意外な解決法で攻めてきます。
ドラクエ2の回はプレイまでの描写。私の復活呪文のあれには思い出がありますので、とても共感しながら読ませていただきました。
非常にポップな展開なので、ストレスなく気軽に読める小説です。畳の上で扇風機にあた…続きを読む