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概要
ゾンビの世界に生きるモノの話
ゾンビによって世界人口のほとんどが失われた世界。そんな世界で、避難所に属すことなく、単身で暮らしていた主人公、昼神海月(ひるがみくらげ)。一人暮らしの退屈に喘いでいた彼女の住む町に、ある日、謎の護送車が訪れる。暇つぶしに護送車を襲撃した海月。襲撃は成功し、護送車の中にいたヴァニアという少女を救い出すことにも成功する。人間離れした容姿と再生能力を有するヴァニアの正体は吸血鬼だった。海月は自分が不老不死であり、ゾンビ世界を作った元凶であることを不死のよしみでヴァニアに告げる。ヴァニアは、人間がゾンビ化したことによって吸血鬼のような怪異も数を減らし、また、怪異もゾンビ化しているという事実を海月に告げる。不老不死の性質によって、自分にとって大切なもののほとんどを失念していた海月は、ヴァニアとの生活
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