概要
「晴れの門出」というけんど「雨の門出」も悪がねえべなぁ。
七夕の日、雨男は娘の結婚式の控室から雨空を見上げていた。
平 遊さま自主企画「1,000文字以内で【愛】を表現!」参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/16818792436038292586
『雨男と七夕』の続編です。
『雨男と七夕』はこちら。
https://kakuyomu.jp/works/16817330659968493134/episodes/16817330659968669061
平 遊さま自主企画「1,000文字以内で【愛】を表現!」参加作品です。
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『雨男と七夕』の続編です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!んだな。出会いも雨なら、雨の門出も乙なもんだべなぁ。
晴れの日と言われる結婚式が雨に降られてしまった。そんな負の要素を津軽弁でコミカルに描いていてとても微笑ましいと感じた。
雨の七夕の日に嫁ぐ娘と見送る父親。二人の掛け合いが、仲の良い親子関係を表している。
言葉には出さないし、晴れ晴れとした表情をしているが、娘を嫁にやる父親には何らかの葛藤があったのではないかと想像したくなる。
娘と夫になる男との出逢いも雨の七夕だった。
さだまさしの雨やどりの詩が思い浮かぶ。設定は全く違うけど。
披露宴会場に集まった招待客は皆、同じデザインのカラフルな傘をさしている。そんな光景を空の上から見ているような気にさせる、巧みな文章構成。
たった850字の短…続きを読む - ★★★ Excellent!!!爽やかな余韻が光る、雨の日の『とある父娘』の物語
雨の日も悪くない。むしろ、雨の日ならではの良さがある。
そんなことを強く感じさせてくれる作品でした。
父親である件一郎と、その娘である景織子。今日は景織子の結婚式の日だが、その日は雨となってしまっている。
件一郎は自分が「雨男」だから仕方ないと言う。でも、景織子も件一郎も、そのことについてまんざらでもない様子で……。
「雨」というものを通し、二人の人生に起こったこと。
そして「雨」というものを利用し、件一郎がひそかに用意していた計画。
景織子とツーカーになっている親子の絆が感じられるのもいいですし、なんといってもラストの締めがとっても綺麗。
雨の季節の美しさ。灰色の…続きを読む