概要
*心理描写多、哲学問答多。
*テーマは「運命と選択」、「正義と権力」、「喪失と再生」、「孤独と絆」。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本格異世界ファンタジー好き必読! 魅力溢れる大河ロマン群像劇
親に捨てられた少年アスギールと、親を奪われた少年アストラード、過酷すぎる運命に押し流された二人が、傾きゆく帝国の中で出会い(多分)、新たな未来を掴み取るであろうトルコ風?ファンタジー大作です。
ファンタジーといっても、神秘的な要素はあれど、基本的にはリアルな歴史物の雰囲気が強いので、魔術バリバリな展開を求める方には違うかも。
この作品、最初のエピソードから、構成、文章、描写、設定、全てが高度に完成されていて、こんなお話がタダで読めるんだ! と感動したものです。
世界の作り込みの見事さ、そこに息づく人々のリアリティ、襲い来る運命の残酷さ、その中に僅かに差し込む光のような人間の温かさ、そう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!感情を揺さぶる圧倒的な心理描写
重厚な世界観
どこの国がこうあるがために、こういった国である
歴史はこう動いてきたがために、人々はこう生き、こう生活し、こう考える
異なる世界が精緻に積み上げられ、まるで本当に存在する歴史を見てるかのような世界観が感じられます
その中で、自分がもっともレビューとして訴えかけたいのは
圧倒的なキャラクターの心理描写です
登場したその人物がどのように考え、どのように感じたか
その怒り、悲しみ、苦しみ
あるいは嘲りなどの感情が、実に生き生きと描写されており
様々な感情を追体験できます
これに圧倒的な世界観が加わり、この世界の行く末がどうなるのかに思いを馳せずにはいられません
是非とお勧め…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少年が運命に立ち向かう壮大なファンタジー
<第一章プロローグを読んでのレビューです>
物語は、永遠とも思える暗闇の中で白衣の老人が琵琶を奏でる場面から始まる。時空を超えた視点で、人々や星の物語が語られ、世界観に静かに引き込まれる。その後、カザンカ平原の小荘園で少年アスギールの目の前に迫る巨大な大牙虎との遭遇は、圧倒的な迫力と緊張感を伴って描かれる。少年の勇気と決意、家族を思う感情が丁寧に描かれ、読者は彼と共に恐怖と驚きを追体験できる構成だ。
特に印象に残った文章は、「たった一撃で、大牙虎の額が割れ、鮮血が噴き上がった。ぐがあっ、と吼えた大牙虎が、大きく身をよじる。だが、少年の細腕は、獣を地面にねじ伏せたまま、微動だにしない。」で…続きを読む