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概要
呪われた王子との結婚?!しかもその呪いで一度死んでるの、私?!
日本で平凡な暮らしをしていた梓はある日、見知らぬ場所で目を覚ます。
豪華絢爛な室内に、日本人離れした姿の人々。
思い出せない。なぜ、自分はこんなところにいるのか。
神官を名乗る男が言う。
「貴方は聖女様なんです」
「特別な力を持っているんです」
「その特別な力で、この国の王子と結婚していただきたい」
と。しかも、
「この国の王子は呪われてまして、触れた相手を殺してしまうんです」
「聖女様は王子の呪いで一度死に、見事に蘇ったのです」
とも。
まったくもって意味がわからない。なんでそんなことに。
記憶が欠如したまま梓は結婚を強いられる。
さらには王子が「僕は結婚するつもりはない」だとか言うもんだから、何が起きてるのか全く掴めない。
とにかく、結婚なんて反対だ。
しかし結婚しなければ
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