みよちゃん

忍び寄る恐怖……

得も言われぬ狂気があなたを待ち受ける。

これはまさに、和製版アダムス・フ⚪︎ミリー……

この強力な呪詛力に、あなたは耐えられるか！？


( ´ ▽ ` )ﾉ 雰囲気を出すために、ちょっと洋画の告知風にお届けしてみました。じっとりくる怖さと、爆発的な怖さを味わえる究極のホラー作品です。ぜひ！

転校生のみよちゃんのお話。

みよちゃんずっと、じっとり怖かった……母も怖かった……きっと主人公ちゃんはみよちゃんに優しいから何も被害がないんだな……と思いつつ、一番怖い思いをし続けてるのは主人公ちゃんのような気もしました……暴いてはいけないものもありますね。

サクッとじっとり怖い思いがしたい方におすすめです。

不気味さはあれど、現実味のある文章も相まってそこまで強く恐怖を感じていなかったのですが、途中で堰を切ったように押し寄せてくる恐怖に耐えられず、声が出てしまいました。

こんな恐怖体験を小学生のうちにしてしまったら、一生人間不信になりそうです。

日ごろ作者さまのエッセイを読んでいたからなのか？
リアルな語りなので、体験談なのか？フィクションなのか？

半信半疑でおります。
ホントだと怖いので、リアルじゃない方に思っとこうと、私は、思いますが、みなさま、いかがでしょう？
信じるか信じないかは、あなた次第です！

みよちゃんってネーミングがまた、リアルですよね。
嘘でもありそう。

主人公や女の子たちがみよちゃんに、やさしいのが、いいなとも思います。
ほんのりザマァ要素があるのも、ちょっとよいです。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（214文字）

「みよちゃん」は、日間田葉先生が描く小学生の恐怖体験をテーマにした短編小説です。

物語は「転校生のみよちゃんが新しい環境で孤立し、イジメに遭う」という展開です。

みよちゃんの奇妙な行動や、彼女を取り巻く不気味な雰囲気が巧みに描かれており、主人公の視点を通して、彼女の内面に触れることで、深い恐怖を感じることができます。

日常の中に潜む恐怖を描いたこの作品は、ホラーや怪談が好きな方にオススメです📚✨。

どこか怖い存在であった『みよちゃん』。

このみよちゃん、そこらにいそうな子でもあるんですよ。
彼女の周りで起きることを、あなたはどう思いますか？
そして、みよちゃん自身のことを。
これは、ただのホラーではないのかもしれません……。

主人公の同級生、みよちゃんについての話です。
終始じとっとした薄気味悪さがべったりと張り付いてくるような雰囲気で進んでいきます。個人的には序盤でこのみよちゃんのことを意外とどこかにいそうな感じの子だなと思えてしまったので、それが余計に気味の悪さを助長してきました。

ところで後から見たらこの作品、「実話ベース」のタグ付いてますね。どのあたりが実話なんだろう……。
もしや「みよちゃん」のことなのか、それとも主人公の周りで起こったことなのか――色々と想像しつつ、不気味な余韻に浸れるお話です。

主人公が小学四年生だった時を思い出して語る物語。
ある少女が突然主人公のいる学校に転入してきてから、何かが起こり始めます。

あれは学校でありそうな……まあ、それは偶然なのかも……じゃあ、「これ」は？
こうして、読み進めるにつれ、じわじわっと自分の感覚を揺さぶられていきます。

自分の小学生時代を思い出してみても、その頃って、学校にはいろいろ「伝説」がありました。
伝説になるには、伝説のタネ（種）になるような出来事があったかもしれなくて、そうしたタネのひとつが、この物語かもしれません。

ぜひあなたも、そんな怖いタネを目撃してみてください。

　怖さとは、『死角』から襲ってくるものなのだと改めて認識しました。

　作中に出てくる不気味な同級生の「みよちゃん」。彼女とその母親の雰囲気ま行動の数々はとても薄気味悪く、近づけは何か悪いことが起きそうな雰囲気があります。

　よく、格闘技などだと『柔』と『剛』という区分がなされます。
　柔道や合気道など相手の力を利用するのが『柔』、空手やボクシングなど鍛え抜いた自分自身の肉体で闘うのが『剛』。

　こういう柔と剛の区分はホラーにも当てはまると言えます。
　貞子や伽耶子のように呪いとか目に見えない力でじわじわじつとりと獲物を殺すのが柔ならば、ジェイソンなどのように物理で攻めてくるのが剛。

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