伝説のタネを目撃してしまった怖さ

主人公が小学四年生だった時を思い出して語る物語。
ある少女が突然主人公のいる学校に転入してきてから、何かが起こり始めます。

あれは学校でありそうな……まあ、それは偶然なのかも……じゃあ、「これ」は?
こうして、読み進めるにつれ、じわじわっと自分の感覚を揺さぶられていきます。

自分の小学生時代を思い出してみても、その頃って、学校にはいろいろ「伝説」がありました。
伝説になるには、伝説のタネ(種)になるような出来事があったかもしれなくて、そうしたタネのひとつが、この物語かもしれません。

ぜひあなたも、そんな怖いタネを目撃してみてください。

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