じとっとした薄気味悪さ

主人公の同級生、みよちゃんについての話です。
終始じとっとした薄気味悪さがべったりと張り付いてくるような雰囲気で進んでいきます。個人的には序盤でこのみよちゃんのことを意外とどこかにいそうな感じの子だなと思えてしまったので、それが余計に気味の悪さを助長してきました。

ところで後から見たらこの作品、「実話ベース」のタグ付いてますね。どのあたりが実話なんだろう……。
もしや「みよちゃん」のことなのか、それとも主人公の周りで起こったことなのか――色々と想像しつつ、不気味な余韻に浸れるお話です。

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