概要
祠を見つけたので食べました。おいしかった、です。
森の中で発見した祠は、なぜかお菓子で出来ていた。
食べた瞬間、天にも昇る心地がした。美味しい! あまりにも美味しすぎる!
でも、これはやはり良くないものだった。祠を食べてしまった日から、僕の周囲の世界が変化し始めた。電信柱やアパートの家具などが、少しずつお菓子に変わって行ってしまっている。
あの祠はきっと、『異界』に属するものだったに違いない。それを食べてしまったから、僕は少しずつ異界の住人になっているらしい。『お菓子の国』という別世界の。
けれど、怖いとは思えなかった。帰らなきゃいけないとはわかっていた。
でも、やめられない。
だって、美味しいんだから!
食べた瞬間、天にも昇る心地がした。美味しい! あまりにも美味しすぎる!
でも、これはやはり良くないものだった。祠を食べてしまった日から、僕の周囲の世界が変化し始めた。電信柱やアパートの家具などが、少しずつお菓子に変わって行ってしまっている。
あの祠はきっと、『異界』に属するものだったに違いない。それを食べてしまったから、僕は少しずつ異界の住人になっているらしい。『お菓子の国』という別世界の。
けれど、怖いとは思えなかった。帰らなきゃいけないとはわかっていた。
でも、やめられない。
だって、美味しいんだから!