概要
本当に大事なものは目に見えなくても きっと、心の中に
高校に入学した瞳子は、一冊の本がきっかけで、学校内でも目立つ存在の同じクラスの保科と仲良くなった。
引っ込み思案な瞳子だったが、優しい保科との時間に、ほのかな想いを抱くように。
しかし、瞳子にまつわる悪い噂のせいでクラスから孤立し、保科にも誤解され、深く傷つく瞳子。
そんな瞳子に手を差し伸べてくれた意外な人物の存在に救われるが、束の間の幸せの先に待ち受けていたのは、思いもよらない過酷な運命だった。
孤独、悪意、信じていた親友からの酷い仕打ち。
記憶を失うまでに追いつめられた、瞳子の恋の結末は ————— ?
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- ★★★ Excellent!!!妨害されて恋に傷つき、記憶を失っても本当の想いは無くならない
引っ込み思案な瞳子は、一冊の本をきっかけに保科へ恋心を抱く。
しかし、悪意ある噂によって誤解され、クラスで孤立してしまう。深く傷つく瞳子。
だが、それだけでは終わらなかった。
執拗で陰湿、計画的な悪意は彼女に向けられ、信じていた親友が敵であることに誰も気づかない。
やがて瞳子は追い詰められ、ついには記憶を失ってしまう。
底深い闇は瞳子から全てを奪った。
それでも――本物の想いだけは消えることはなかった。
濃密な心理描写で語られる音楽と恋と青春(アオハル)。
切ない想いに触れてみませんか?
純粋でひたむきな恋を感じたい方におすすめの一作です。
心が洗われるような読後感に包まれました。…続きを読む