Ⅹ 君の背中
「結城くん……!」
ためらいつつも、廊下で見つけた後ろ姿に、その名前を呼んだ。
「瞳子」
振り返りざまに、ふわりと空気を含んだ前髪。整った、あごから耳にかけてのライン。まるで、透けそうに白い、繊細そうな肌。
そして、何よりも、少し照れたような色を見せながら、まっすぐに視線をわたしに注ぐ、綺麗な瞳に
「昨日は、ありがとう。ずっと聴いてた。あのCD」
「ああ」
そこで、自然に笑った、結城くん。純粋に、うれしくなる。そんな表情を、もっとたくさん見せてほしいと思う。いつまでも見ていたいって。
「瞳子?」
「あ……そう、それでね。やっぱり、モノレール・ミュージックっていうバンドがよかったなって」
のぞき込まれて、やっと我に返る。
「なんか、イロイッカイズツとも微妙につながりがあるらしいよ。くわしいことは、よくわからないけど」
「そう……だったんだ? 」
イロイッカイズツ。ひさしぶりに結城くんの口から名前を聞いて、胸がちくりと痛んだ。
「……海老名さんなら、反省してるみたいだよ。本当」
「海老名さん?」
結城くんの調子が変わったのに気づいて、はっと顔を上げてから。
「あ……そっか、海老名さん! 海老名さんね」
海老名さんとの一件を思い出して、あわてて相づちを打つ。なんというか、海老名さんのあの憎めない性格のおかげで、わたしの中では、すでになかったことになりかけていたというか……と、そこで。
「なんだ。気にしてんの、保科の方かよ」
ふてくされたように小さく舌打ちした結城くんを見て、今度は、そんな結城くんに対してドキドキしているのを悟られないように、顔を上げた。
「結城くんは、相変わらず行ってるの? イロイッカイズツのライブ」
「行ってるよ」
まだ面白くなさそうに、結城くんが答える。
「そう、だよね」
あのとき、海老名さんと日菜さんに、ライブにまた行きたいと伝えた。でも、保科くんは、学校以外の場所で、わたしの顔を見るのも嫌なはずで……。
「あ。次、物理室に移動だった」
「そっか。引き止めちゃって、ごめんね」
もうすぐ、休み時間が終わっちゃう。わたしの方も、次は体育だったっけ。
「じゃあ」
「うん」
何てことはない、心地のよい日常の会話。こんな毎日が続いてほしいなんて、願っちゃいけないかな。そんなことを思いながら、教室に着替えを取りに戻って、再び廊下に出ると。
「…………?」
物理室に向かう結城くんに駆け寄っていく、綾乃ちゃんの姿。二人のようすを遠目に見ていたら、綾乃ちゃんの態度が深刻そう。
どうしたんだろう? 最初は迷惑そうに応じていた結城くんも、綾乃ちゃんの話を真剣に聞き入り出している。
何の話をしているのか、見当もつかない。でも、こんな光景は見たくない……と、顔を背けた瞬間、勢いあまって、すぐ横を歩いていた人の体にぶつかってしまった。
「ごめんなさ……」
その相手を確認して、体が固まった。多分、わたしが結城くんと綾乃ちゃんのようすをうかがっていたことにも気づいていた、保科くん。やっぱり、何事もなかったように、先を歩いていく。
……もう、無理なんだろうね。保科くんと、以前みたいに話をするのは。
授業が始まっちゃう。着替えの入った袋を抱えて、わたしも早足で更衣室へ急ぐ。
神様、お願いです。わたしから、結城くんを奪わないでください。結城くんさえ、近くにいてくれたなら、どんなことでも我慢します。だから —————。
「今日も残ってくの?」
「すみません。しっかり、戸締まりはしておきます」
文章の修正作業の手を止めて、部長に頭を下げた。
「野呂さん、来月から小説載せるんだっけ? 楽しみにしてるね」
「はい。ありがとうございます」
そうだよ。わたしは文芸部の活動を頑張るって、決めたんだもん。こんな、心ここにあらずな状態で作品をまとめるなんて、絶対だめ。だけど……。
座ったまま、耳を澄ませて、奥の教室の気配を探る。結城くんたちは練習を終えて、片付けをしているところみたい。
結城くんは昼休みも、教室の片隅で綾乃ちゃんの話を熱心に聞いていた。
結城くんが、わたしだけでなく、綾乃ちゃんとも普通に話すようになって、綾乃ちゃんの方を好きなる可能性がないとは断言できない。だいたい、わたしは、そんなふうに結城くんのことを縛りつけられる立場じゃないし……。
「先帰ってるぞ、結城」
「次回、また俺の選んだ曲だからな」
扉の向こうから、話し声。
「わかったって」
いつもと同じ、少し不機嫌そうな結城くんの声と同時に、扉をノックする音。
「はい……!」
勢いよく立ち上がったところで、扉が開いた。
「えっと、どうしたの?」
無性に不安に襲われて、結城くんの顔を直視することができなかった。綾乃ちゃんに対する、今日の結城くんのあの態度が、どうにも気になって。
「いや……どうしたってこともないけど。まだ、いるのかと思って」
「うん。いる」
「何? それ」
ふっと笑って、わたしの前の席に後ろ向きに座る、結城くん。
「今書いてるのは、小説?」
「う……うん。そうなの」
いつもにも増して、結城くんを前に緊張してる。しばらくの間の沈黙。やっぱり、何か話があるのかな動揺していることを感じ取られないように、修正作業に没頭しているふりをしていたら。
「俺、瞳子に謝りたいことがある」
タイミングを見計らっていたように、結城くんが口を開いた。
「え……?」
どきりとして、次の言葉を待っていると、わたしの手元の原稿に視線を落として、結城くんは先を続けた。
「ごめん」
「何、が?」
笑顔を作りながらも、不安で体が空中をぐるぐる回っているようだった。目を伏せて、ペンを握っていた右手に、力を込める。
「……初めて、口きいたとき」
意外な言葉に目を見開いて、結城くんと視線を合わせた。
「瞳子が書いた詩みたいなの、バカにして。あんなこと、言わなきゃよかったと思ってる」
「ううん」
びっくりして、大きく首を振った。そもそも、そんなこと結城くんが覚えていたなんて。
「本当に、気にしないで。あれは、わたし自身も納得いってなくて、妥協とか言い訳を重ねたものだったから」
あのポエムが載ってる部誌は、今でも目を通したくないくらいだもん。ただ、あのときは、それでも書くことに意義があると思っただけで。
「うらやましかったんだろうな、多分」
決まり悪そうに、結城くんが続ける。
「ちょうど、バンドのことで、保科に抜け駆けされたように感じてたし。それに、本当は自分も曲作ったり、歌詞書いたりしてみたいのに、何もできなくて。それは、今もだけど」
「そんなの……!」
気がついたら、不安も何もかも忘れて、声を上げていた。
「作りたかったら、作ればいいよ。結城くんみたいな人が、遠慮なんかする必要ないよ」
今、心の中に生まれた、初めての感情を意識していた。わたしは、結城くんが好きなんだって。どうしようもなく、愛おしくって、絶対に失いたくない。結城くんが他の誰かを見ていたら、苦しい。
「んー」
少し照れたように、あいまいな相づちを打つ、結城くんに。
「あのさ、今日……綾乃ちゃんと話してたね」
どうしても抑えられずに、口にしてしまった。
「え? ああ……」
なぜか、結城くんの反応はバツの悪そうなもの。
「めずらしいなと思って。結城くんが女の子と話してるの」
こんな言い方、嫌だな。わかってはいるのに、止められない。
「綾乃ちゃん、何か困ってることでもあったのかな」
「なんか、この前の男とうまくいってないとか」
「え……?」
まさかの内容に言葉を失う。そんな話、全然聞いたことない。本当のことなの?
「そう……知らなかった」
でも、そっか。そういう相談を受けて、あんなに親身に綾乃ちゃんの話を聞いてあげていたっていうことなんだ。最近でも、他の女の子には素っ気なく接していたのに。
「そうだったんだ……心配だね、綾乃ちゃん」
何が何だかわからないまま、体裁をつくろうためだけに、わたしも綾乃ちゃんへの気遣いを示すと。
「本当だよ。今日一日、そのことだけで頭がいっぱいで、何も手につかなかった」
大きくため息をついて、そっと漏らした結城くんの言葉に、体が強張った。
「とにかく、帰ろう。瞳子も駅まで……瞳子?」
「やだ」
あのとき、わたしを好きだと言ってくれた結城くんの気持ちに、嘘はないはず。でも、そんなふうに、これから結城くんの中で、綾乃ちゃんも特別になっていくの?
「え?」
一度立ち上がって、けげんそうに聞き返す、結城くん。
「そんなの、嫌」
「何だよ? 急に。一緒に帰るのが、そんなに……」
「違う」
こんなこと、初めて。自分の気持ちをコントロールすることができない。
「結城くんが綾乃ちゃんのことばっかり考えてるなんて、聞きたくない」
気づいたら、結城くんの制服の袖をつかんでいた。自分がとんでもないことを言っているって、わかってる。でも、どんなにこらえようとしても、涙が止まらない。
「誰が、田村のことを考えてるって?」
「え……?」
何やら、合点のいかないようすの結城くんを見上げた。
「だって、結城くんが、さっき……」
「あれは、そうじゃなくて」
そこで、少しためらってから。
「いや……あの男が、最近は瞳子に気があって、ねらってるとかいうから」
そんな、あっ気に取られるようなことを打ち明ける、結城くん。
「航生くんが?」
さすがに、ありえない。この前だって、綾乃ちゃんが自分から離れるようなことがあったら、わたしを許さないと、あんなにすごい形相ですごんだくらいなんだから。
「……瞳子も、あの男を好きだったとか」
「それは、綾乃ちゃんたちがつき合う前の話で」
航生くんが今、わたしをねらっているっていうのは、ただの綾乃ちゃんのカン違いに決まっている。でも、航生くんがわたしの以前の気持ちをわかっていて、それを綾乃ちゃんに話したのは、きっと合っている。いいかげん、航生くんの人格を疑う。
「ふうん。本当に好きだったんだ? ああいうの」
「…………!」
つい、よけいなことをばらしてしまった。
「何も、わかってなかったんだもん。今は……」
視線を落として、結城くんの袖をつかみっぱなしだったことに、はっと気づいた。あわてて、離そうとしたところで。
「今は?」
強い力で、その手首をつかまれた。
「今は……」
心臓が破裂しそうで苦しかったけれど、今までの結城くんの優しさや気遣い、そして、勇気を出してくれたときのことを思い起こした。
「航生くんでも、保科くんでもなくて」
結城くんの手から伝わる、緊張感。思いきって、顔を上げた。
「結城くんが好きなの」
「…………」
「結城くん……?」
何度か見たことのある、額を押さえるしぐさをしたあと、わたしの手をつかんだまま、結城くんがその場にしゃがみ込んだ。わたしも椅子から下りて、同じ目線になるように座ると。
「やばい。何だ? これ。うれしくて、わけがわからない」
頭をひざにのせて、顔を隠しながら、そんなことを言う。予想外の反応に恥ずかしくなって、どんな顔をすればいいのかと、戸惑っていたら。
「こういうとき、何て言ったらいいのか、わからないけど」
不意に、座った状態で抱きしめられた。
「瞳子のこと、大事にするから」
「うん……」
ありがとうって、伝えたかったのに、涙で言葉にすることができなかった。でも、大丈夫。この先、わかり合うための時間なら、いくらでもあるから。
一度、ドアの前で深呼吸してから。
「綾乃ちゃん」
思いきって、ノックしながら、中にいる綾乃ちゃんを呼ぶ。
「瞳子ちゃん、遅かったんだね。お帰りなさい」
出てきてくれたのは、いつもどおり、にこやかな綾乃ちゃん。どうしよう? まず、何から話せばいいだろう……。
「大丈夫? 何かあったの?」
わたしのいつもと違うようすに気づいたのか、綾乃ちゃんの顔色が変わる。
「うん、あの……」
「あ、入って?」
心配そうな綾乃ちゃんに、中に招き入れられた。片付いてるだけでなく、可愛い雑貨が上手に配置された部屋。
「あのね、航生くんのことなんだけど」
「航生くんが、どうかしたの?」
綾乃ちゃんが首を傾げて、わたしを見た。
「……綾乃ちゃんが、わたしのことで航生くんの心配をしてるって聞いて」
好きだからこそ不安で、航生くんがわたしに気があるなんて、そんな突拍子もないことを考えちゃったりするのかな。
「それだけは、ありえないよ。航生くん、綾乃ちゃんが他の人に取られないか、すごく心配そうだった」
航生くんの綾乃ちゃんへの固執ぶりは、ちょっとやそっとのものじゃなく、怖さも感じるほど。
「ねえ、瞳子ちゃん」
「ん?」
ちゃんと、わかってもらえたかな。窓の方を向いている綾乃ちゃんの表情は、わからない。
「さっきの話は、結城くんから聞いたんでしょ? 結城くん、瞳子ちゃんには何でもしゃべっちゃうんだね」
「あ……うん」
そこで、結城くんとのことを打ち明ける決心をする。
「わたし、結城くんとつき合うことになって」
わたしに背中を向けたまま、綾乃ちゃんは黙っている。
「綾乃ちゃん……?」
悩んでいるときに、タイミングが悪かった? でも、航生くんの話にも関わることだし……と、その瞬間。
「ふふ。おめでとう」
満面の笑顔で振り向いた、綾乃ちゃん。
「航生くんの話は、結城くんをけしかけるために、わたしが考えた嘘。こんなうまくいくなんてね」
「そうだったの…… !?」
じゃあ、今回のことは全部、綾乃ちゃんの計画だったんだ。
「よかったね、瞳子ちゃん。初めての彼氏が結城くんだなんて、すごいよ」
「か……」
彼氏、だなんて。まだ実感もわかないやら、恥ずかしいやらで、何も返すことができない。
「改めて、おめでとう。瞳子ちゃん」
「ありがとう……」
うれしそうに微笑んでくれる綾乃ちゃんを前に、再び幸せな気持ちがよみがえる。これからは、いつでも結城くんの隣にいられるんだ。その場所に、わたしがいていいんだ ————。
「……というわけ、だったの」
翌日の放課後。二人で駅に向かいながら、綾乃ちゃんから聞いた事実を伝えると。
「何だよ? それ」
思ったとおり、隣の結城くんが顔をしかめる。
「まあ、おかしいと思ったけど。瞳子、普通に男受けよくなさそうだし」
「そ……わざわざ、そんなふうに言わなくたって」
言われなくたって、わかっているのに。
「いちいち、本気にするなよ」
「全然、冗談になってな……」
おかしそうに笑う結城くんを見上げて、不意に涙がこみ上げた。
「何だよ?」
「ううん」
はっとして、首を振る。
「うれしいなと思って」
自分の好きな人が、自分を見てくれること。まるで、奇跡としか考えられない。
「瞳……」
「あ……!」
そのとき、いつものポケットに、パスケースが入っていないことに気がついた。
「ごめんなさい。忘れ物しちゃった。どこか、近くで待っててくれる?」
「ああ。じゃあ、駅の本屋で」
「うん。ごめんね」
早く、結城くんのところに戻りたい。そして、少しでも長く、同じ時間を共有したいの。その一心で、駆け足で学校に向かう。
机の奥に、入れっぱなしになっているのかな。息を切らしながら、階段を上がって、教室を目指す。清掃もとっくに終わって、残っている人は、もうほとんどいない。
今日一日で、わたしと結城くんの関係は周りの人にも感じ取られたようで、痛いくらいの視線を浴びた日だった。でも、結城くんがいれば、そんな視線も怖くない。そう、たったひとり、あの人を除けば……。
「あ……」
わたしと同じように、忘れ物でもしたのかもしれない。教室から、保科くんが出てくるところだった。
いつもとは、微妙に異なる表情。でも、いつもどおり、言葉を発しないまま、すれ違って。そして、だんだんと距離が開いていく。このままじゃ……。
「保科くん……!」
わたしの声に、ゆっくりと保科くんが振り向く。
そうだ。この光景を、わたしは何度も見た。うれしいときもあったし、悲しいときもあった。
「わたし……」
何を言えば、いいんだろう? 自分で呼び止めたのに、伝えたいことがまとまらない。
でも、思い返すと、わたしは自分が傷つきたくないがために、保科くんに本音を話せなくなっていた。それじゃあ、だめなんだ。体裁を取りつくろおうとしても、今までと何も変わらない。
「わたし、結城くんが好きなの……!」
多分、思いもかけなかった、わたしの第一声。さすがに、保科くんも目を白黒させている。
「わたしの過去の話とか、わたしがどういう人間かとか、そんなことは、どうでもいいの」
どうせ、自分以外の誰かに全部わかってもらうなんて、無理。
「でも、わたしは、結城くんが好きだから」
わたし自身だって、移り変わっていく自分の気持ちのいいかげんさを、信じられなくなることもある。それでも。
「本当に、本当に、好きだから。大事にしたいの。結城くんのことも、結城くんとの関係も」
保科くんだったら、わかってくれない? 理由のない、心もとなさを埋めてくれる、そんな人の存在の大事さを。
「だから、認めてほしいの。わたしの結城くんへの気持ちが、本物だって。わたしは、結城くんを傷つけるようなこと、絶対しない」
「……うん」
間を置いて、保科くんがうなずいた。
「わかってもらえたの?」
懐かしい表情。かつて、わたしの心が動かされた……。
「俺も悪かったと思ってる。やつ当たりも入ってた。日菜さんの件とか、完全に」
「ううん、あれは……」
「海老名さんにもさ、俺もキスされちゃった。この前」
「えっ?」
バツが悪そうに笑った、保科くんと目が合った。思わず、わたしも泣き笑いの表情になる。ほんの少し縮んだ距離は、もちろん、入学当初に勝手に感じた近さには、全然及ばないものだけれど。
「大事にしてやって、結城のこと。いいやつだから」
「保科くんに言われなくても、わかってる」
わたしの答えに満足げな微笑を浮かべて、保科くんが誰もいない廊下を一人歩いていく。
…………。
かつて、胸を締めつけられた、その後ろ姿は。
今も夕陽の光を受け、キラキラと輝いていて、その背中が見えなくなっても残像が目に焼きついたまま、しばらく離れることはなかった。
continued on Chapter two
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