第106話

『ユウ、ユカ大丈夫か?てかお粥なんか作れんのか?』


とリョウが聞いてくる。



『作れねぇ』



作った事なんかねぇ。


どう作るんだかも知らねぇ。



『ユウヤ、俺作るか?』


ライトが言い出した。



『作り方教えろ』



ユカには俺が作ってやるんだよ。


そうしてライトに教えてもらいながらなんとか作った卵粥。



部屋を出てから俺の部屋に入れるのは俺だけだ。



あんなユカの姿…




他の奴等には見せれねぇ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る