第6話

『ユカにプレゼントだ。』



俺の隣でバナナオレを飲みながらテレビを見るユカ。



そんな俺の声でユカは振り向き



『何?』



とストローを加えたまま聞いてくる。




そんな仕草でも可愛い。



今すぐにでも抱きたい衝動に駆られる。



でも今は我慢だ。



ユカを抱くのは俺等が産まれた誕生日って決めたんだ。



女にとったら初めてって大切なんだろ?



今まではそんな事考えた事なんかねーけど…



ユカにとって大切なら俺にとっても大切なんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る