第92話

『たまにはこうやって遊ぶのも悪かねーな!ギャハハハハハ!』



レントは楽しそうにブランコを漕いでくれる。




高く…高く…




『サトルもブランコ好きだったみたいだよ。』



なんて言えば



『あんなピアス男がブランコなんて乗ってたら誰も近寄って来ねーだろ~よ!ギャハハハハハ!違う意味で不気味だ!ギャハハハハハ!』



レントくんよ~




不気味とはどーいうこっちゃ!!



サトルともこんなふうに2人乗りしたな~



何て考えてると



『ユカと2人乗りした~ってアイツ、倉庫来た時ずっーと話してたな!そー言えば!ギャハハハハハ!』



レントはまだ漕ぎながら、笑い、話してる。

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