【完結】義妹に借金を背負わされ、婚約者を奪われた令嬢でしたが、エリート軍人に溺愛されたので幸せです。

”怪異”と呼ばれる存在が１９１９年に起こった【血の日食】から溢れ出した世界。
怪異に対する【異能】に目覚めた人々が現れたことで平和を取り戻し始めた１９２５年の日本の帝都。
大日本帝國の首都である帝都を怪異による侵略から塞ぐために『横濱』という街は発展している。
そんな『横濱』では今日も怪異事件が起こっていた。

義妹の策略で、家を追われ借金も背負わされた『萩原　麗華』は帝国陸軍横濱警邏隊の大隊長である『神谷　京一郎』に汽車での事故で助けられ拾われた。
彼への恩返しのためにと尽くす麗華に京一郎は惚れ込み、大事なものへと膨らんでいくのだった。