概要
タイトルに*の付くエピソードには性的描写がありますが、ヒーローとヒロインの濡れ場(R15)はプロローグを除いて第2章以降に登場となります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この小説を読んで、中世ヨーロッパ風の世界観の解像度が上がりました!
本作は、大人向けの恋愛小説。
中世ヨーロッパ風の貴族社会を舞台に、繰り広げられる恋愛関係を中心に据えた人間ドラマです。
互いに想いあっていて婚約までしているのに、王太子ルイトポルトと公爵令嬢パトリツィアの恋は、なかなか成就しない。そんなふたりのじれったい関係がすごくいいです♪
地位や資金力など、登場人物たちには恋愛問題だけでは語りきれないトラブルがつきまといます。
先の読めない展開の連続で、思わず次のエピソードをクリックしてしまうこと間違いなし☆
恋愛模様はもちろん見どころ――なのですが、作者様のお作を読んできて毎度感嘆するのは、作者様の書かれる中世ヨーロッパ風世界観の素晴らしさです。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!王太子といえど、権力闘争はある。そんな中、政敵の娘との愛を貫けるのか。
王太子ルイトポルトと公爵令嬢パトリツィアは、小さい頃からの婚約者。
仲も良く、お互いに愛情を感じています。
けれども、パトリツィアの父である宰相は、権力をほしいままにし、王太子ルイトポルトとは政敵のような関係になってしまいます。
パトリツィアを愛している、けれども、国を宰相の思うがままにさせるわけにはいかない。
王太子ルイトポルトと同志、宰相と協力者、彼らの陰謀に女性たちも巻き込まれ、心も体も泥沼の事態に……
貴族社会の、華麗さの後ろの闇を描いた、とても興味深い作品です。
ぜひおすすめします。 - ★★★ Excellent!!!純愛王太子とダメ男なのに高潔!?な側近が繰り広げる、革命と愛の行方
国王夫妻の怠惰と放蕩、それに乗じた宰相の国政私物化。
ついに、王太子ルイトボルトは側近のアントンと共に、改革を目指し、クーデターを計画します。
しかし、問題は、ルイトボルトの婚約者(のちに妻)は宰相の娘。
そしてアントンの妻も宰相一門であること。
彼らは、クーデター後の彼女達の運命を思い、敢えて、距離を置こうとしたり、せめて妊娠させることのないようにと策を講じますが……。
果たして、彼らを愛する女性達は、描いたシナリオ通りに動いてくれるのでしょうか————。
そして読めばわかりますが、この側近アントンというのが曲者で。
理想に燃える高潔な男なのか、性にだらしないダメダメ男なのか、物語…続きを読む