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概要
おなかがぐうと鳴ったら、思い浮かぶのはいつだってきみの顔。
神谷眞佐樹(かみやまさき)と新納柔(にいのうじゅう)はマンションの一室に同棲する社会人の恋人同士。子供っぽくて天真爛漫な美しい眞佐樹と、いつ何時もどっしりと構えた冷静で頼りになる料理上手な柔。毎日一緒に食卓を囲み笑いあう今でこそすっかり仲の良い二人だが、二人が出会った当時、眞佐樹は底の見えない暗く大きな影を抱えていた。初めは同情だったかもしれない。それでも眞佐樹に諦めず手を伸ばし続けた柔の手を眞佐樹が取ったのをきっかけに、眞佐樹の凍り付いた心が少しずつ溶けていく。過去に苦しみながらも懸命に前を向いて生きていこうとする眞佐樹と、たとえどんな困難が待ち受けていても二人の幸せを決して諦めず眞佐樹をいつだって温かで優しい愛で包み込む柔。お互いに支え、支えられ、愛情たっぷりのとびきりおいしいごはんと共
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