概要
アクロスティックとは、日本で言う所の『折句』です。
アクロスティック、又は折句とは、行の最初の一文字をたて読みにすると、ひとつの言葉になるものの事です。
伊勢物語の東下りの段に登場する和歌には次のようなものがある。
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
現代でも谷川俊太郎による折句をもちいた詩が知られている。
あくびがでるわ
いやけがさすわ
しにたいくらい
てんでたいくつ
まぬけなあなた
すべってころべ
英語圏でも折句はポピュラーであり、たとえばポーはそのまま「アクロスティック」と題した詩を書いている。
Elizabeth it is in vain you say
"Love not" ― thou sayest it in so sweet a way:
In vain those wo
伊勢物語の東下りの段に登場する和歌には次のようなものがある。
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
現代でも谷川俊太郎による折句をもちいた詩が知られている。
あくびがでるわ
いやけがさすわ
しにたいくらい
てんでたいくつ
まぬけなあなた
すべってころべ
英語圏でも折句はポピュラーであり、たとえばポーはそのまま「アクロスティック」と題した詩を書いている。
Elizabeth it is in vain you say
"Love not" ― thou sayest it in so sweet a way:
In vain those wo