概要
創作において"たった一つの冴えたやりかた"なんてない。
文章をどう書くのか教える参考書は多い。文章表現におけるスキル、物語を構成する鉄則など。だがそもそも"なぜ書くのか"という内容の本は見かけたことがありませんでした。これは随筆を中心に取り上げた"創作そのもの"についての入門書。スキルや鉄則にたどり着く前に「書きたい」という想いを正しく前に進める方法をお伝えしています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!教育的創作論
私の名刺を差し出すなら、「性別不安定」と「教育」。
そのうち、これまでの人生をかけて研ぎ澄ませてきた「教育」でレビューを書きたいと思う。
教育の最終目標は、「自走」だ。
自分で考え、自分で動き、自分から人に助けを求め、自分で自分を鼓舞する。
そういう人間になるために、あらゆるアプローチの方法を考えるのが「先生」だ。
先生を語り始めるとうるさいので自重するが、ぽんぽん丸さまの文からは、上記を目指す「良い先生」の匂いがする。
良い先生は、「面白さ」と「わかりやすさ」を大切にする。
まず、相手に伝わらなければ始まらないという人間としての謙虚さだ。
だが、それだけでは先生ではない。
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