概要
元女神と内なるもう一人の自分、無くした記憶探しの旅(板挟み)が今始まる
堕落の最果て、異形の存在――〝汚染体〟が蔓延る世界。ある日の夜、人の姿を借りたそれらに追い詰められ、逃げ場を無くした少女がいた。
あわやという時、少年が現れて化け物を一掃する。彼は皇家の証〝継印〟を片目に宿し、手の甲には精霊との契約の証〝絆痕〟と。すべてを持っていそうな人物だった。
少女は「捕らえられた仲間を助けてほしい」と願うが、それは叶えられない。代わりに少年は、汚染体を遠ざける黒銀の剣と口約束の二つを残していった。彼曰く「自分はこれから〝神装〟を取りに行く。戻って来られたら助けてやる」とのこと。
少年は見知らぬ場所で目覚め、半透明の少女フィオーレと出会う。記憶喪失の彼だが、手掛かりは三日月の髪飾りと数枚の硬貨のみ。そこでフィオーレから新たな名をもらい、〝エディ〟は自分探しの
あわやという時、少年が現れて化け物を一掃する。彼は皇家の証〝継印〟を片目に宿し、手の甲には精霊との契約の証〝絆痕〟と。すべてを持っていそうな人物だった。
少女は「捕らえられた仲間を助けてほしい」と願うが、それは叶えられない。代わりに少年は、汚染体を遠ざける黒銀の剣と口約束の二つを残していった。彼曰く「自分はこれから〝神装〟を取りに行く。戻って来られたら助けてやる」とのこと。
少年は見知らぬ場所で目覚め、半透明の少女フィオーレと出会う。記憶喪失の彼だが、手掛かりは三日月の髪飾りと数枚の硬貨のみ。そこでフィオーレから新たな名をもらい、〝エディ〟は自分探しの
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