第14話 大いなる力

2周間も立たない内にユーリはレミリアに新型のグレニートを見せる


「これが、グレニード、マーク2、マーク3,マーク4、マーク5」


「ちょっとまって、何でこんなに早く槍が作れるの?」


「グレニードは大量生産を意識して作っているんだ、雛形になるグレニードは

もう作っていた」


「あきれた、マジックアイテムの一人、大工房ね」


「早速、実験しよう」


ユーリとレミリアは野外に出た


「グレニート、マーク2、これは火の属性の魔法を込めたんだ」


そうやって投げて的に当たると激しく的が燃え始める


レミリアが驚く


「凄い、これは上級クラスの魔法使いのファイアーボール並の威力だわ」


「マーク3は氷属性」


的に当てるとその的が凍りつく


「マーク4は雷属性」


マーク4は投げると的にあたった瞬間に激しく雷撃を起こした


レミリアは唖然となる


「ユーリ、あなたは不思議ね、何か考え方が違うような気がする」


「そうかい?、そしてグレニート、マーク5」


その槍を見た瞬間、レミリアに悪寒が走しる


「その槍、大きな魔力を感じるわ、悪い予感がする、、、」


「うん、これには特別に大きな魔力を封じ込めた、ここでは実験できない、あの小高い山に登ろう」


ユーリとレミリアは山の中腹ぐらいに登ってきた


「多分、あの3km先の的に当てるが良いと思う」


「ユーリ、辞めたほうが良いと思う」


「なんで?マーク5は僕の現時点での最高傑作なんだ」


「わかったわ、気をつけて」


ユーリがグレニートマーク5を投げる


そして的にあたった瞬間大爆発を起こす

まず周辺の空気が歪み衝撃波が走る

そして爆風と石つぶてが2人を襲う


「危ない」


咄嗟にユーリはレミリアに覆いかぶる


ユーリの背中に石つぶてが当たる


「ユーリ、マーク5になにをしたの?」


「大爆発(エクスプロージョン)の魔力を入れた、でも、こんな威力になるなんて」


その時、ガーランドが言っていた竜の規範の言葉が思い出される




     『大いなる力には大いなる責任が伴う』





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