第12話 監禁
ようやく長年の夢だった悠斗との同居生活が今日から始まった。
まぁ、悠斗はずっと部屋にいるけどそれはしょうがないよね?
楽しみ……毎日悠斗にキスして……お風呂も一緒に入って、ご飯を食べさせてあげたり……そして毎日何時間も悠斗を襲う……考えるだけでゾクゾクしてくる。
悠斗、これからはずぅっーと一緒だね!
今日は朝から悠斗を襲った。
その時に悠斗に沢山謝られたけどそれでも私は悠斗を襲った。悠斗の顔がとっても可愛くてたくさんキスもした。
ああ……これが毎日続くなんて私幸せすぎるよ……
今日も悠斗を襲った。
その時にふと少し拘束が緩んでいることに気がついた。
まさか……ね? 私は悠斗を信用しているけど一応対策を立てておこう。
今日朝玄関で待っていると予想通り悠斗が来た。
私を見るなり悠斗は顔を真っ青にしてその場に倒れ込んでしまった。
やっぱり……悠斗逃げようとしたんだ……なんで逃げるの? ねぇ、なんで逃げるの? なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで……悠斗は私と一緒にいるのが一番幸せなはずなのに……なんで悠斗はわかってくれないんだろ。
でもよかった。
今日の朝ごはんで出したコーヒーにお薬を入れておいて……お陰で悠斗をあっさり捕まえることができた。
今度もうこんなことが怒らないように拘束をより強固にして、悠斗にお仕置きとしていつも以上に襲った。
最高だった……これ毎日でもいいかな?
今日も悠斗が逃げようとしたので襲った。
まだ完全には私のものになってくれない……まだもう少し時間がかかるかもしれない。
ようやく悠斗が何も抵抗しなくなった。
やっとわかったくれたんだ……悠斗も……
その日は二人でいつも以上に楽しんだ。
◇
あれから、何日経っただろうか……
最近感情が薄くなってきている気がする……このままではいけないと思う反面、綾との生活が心地良いと思ってきてしまっている自分がいた。
駄目……だ。なんとかして綾を……止めないと……
「悠斗、お待たせ。」
白の透明感のあるネグジェに身を包んだ綾が嬉しそうに微笑み、俺の元へとよる。
「どう? 悠斗、これ」
「……」
「黙っているってことはイエスだね。ありがとう、嬉しいよ。」
そう言って綾は俺の下腹部に触れてからベット脇に置いてあった箱を何処かに投げ捨てる。
「こんなもの、もう私達には必要ないよね。悠斗……愛してる……」
その夜はいつもより長く続いた。
あとがき
最後までお読みいただきましたありがとうございます。
前回、次回で完結と言いましたがすみません次回少し後日談的なものを書いて終わりにしようと思います。
次回で本当に最後です。
どうか最後までお付き合いくださると嬉しいです!
新作、投稿しました!
『魔法少女アニメの世界にモブとして転生してたので謎の存在として絶対絶命の魔法少女達を助けるのを繰り返していたら全員ヤンデレ化してしまった』
URLはこちらです!
https://kakuyomu.jp/works/16818093079421636751
こちらも重いヤンデレものとなっておりますのでよければ読んでいただけると嬉しいです!
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依存体質の黒髪清楚幼馴染を自立させる為に彼女ができたと嘘をついたら更に重症化した件 ぷらぷら @1473690623
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