概要
381系「やくも」の最後、そして・・・
陰陽連絡特急「やくも」は、1982年7月の伯備線及び山陰本線知井宮迄の電化と同時に181系気動車から381系振子型直流電車に置換えられた。
この電車は、中央西線の「しなの」、紀勢西線の「くろしお」同様、曲線区間の多い路線を高速で走り抜くために設計された。
以来42年、分割民営化後もアコモデーションの改良や車体色の変更などの変化はあったものの、「やくも」は381系のまま走り続けた。
気が付くと、世の中はすっかり変わっていた。
特急列車には座席ごとにコンセントが付けられ、ネット環境さえも整備されている。
コンセントがない、ましてネットもつながらない。
しかも、製造から40年以上経過している。
さらに悪いことに、登場時から今に至るまで、カーブを高速で曲がる故の「乗り物酔い」も多数発生していた。か
この電車は、中央西線の「しなの」、紀勢西線の「くろしお」同様、曲線区間の多い路線を高速で走り抜くために設計された。
以来42年、分割民営化後もアコモデーションの改良や車体色の変更などの変化はあったものの、「やくも」は381系のまま走り続けた。
気が付くと、世の中はすっかり変わっていた。
特急列車には座席ごとにコンセントが付けられ、ネット環境さえも整備されている。
コンセントがない、ましてネットもつながらない。
しかも、製造から40年以上経過している。
さらに悪いことに、登場時から今に至るまで、カーブを高速で曲がる故の「乗り物酔い」も多数発生していた。か
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これが見納め乗り納め
知る人ぞ知る、つまり鉄道ファンが盛り上がる話題ですが、国鉄時代に設計製造された特急型電車が通常営業で使用される最後の特急「やくも」(岡山←→出雲市)が新型車両に交代されることとなり、惜しむファンが集まっています。
これはそのレポの一つ。筆者はファン歴が長く、歴史的背景まで全てご存じです。今年引退する車両がデビューしたときに入れ替わった車両、つまり二代前の車両までご存じですから。人に例えれば、幼子に「お前のおじいさんは……」と語るご年配の方のよう。
レポは詳細で車中と車窓の様子がよく伝わります。そして歴史の解説が加わり、現在と過去を重ね合わせで見ます。
社会的に鉄ヲタのマナー違反が問題視…続きを読む