概要
ある日、隣の家から塗り絵帳が送られてきた。
ある日、小さなスケッチブックが、家に届いた。そこには、数々の絵が描かれていた。でも、一つおかしな点がある。どの絵にも、「色」がないのだ。
そのスケッチブックは隣に引っ越してきた子がくれたらしい。とても、子供が描いたようなものではなくて、もっと本格的な設備と確かな才能を必要とするような絵だった。
だからこそ、僕は、しばらくその絵に見惚れていた。どうやって描いたのだろう。どんな技術が使われているのだろう。そう言って、見ていた。すると、小さな紙が挟まっていることに気づいた。
「これらは、あなたの色で染めてください」
そう、書かれていた。
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