ひっち過激団

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（375文字）

ただのフツメン高校生4人組"ひっち過激団"。
いつものバカ騒ぎの最中、突然現れた美少女アンドロイド・クリスが告げる。

「異世界ディメンションワールドを救ってください！」

──え、マジで？
しかも"異世界"って言うからには、やっぱりチート能力とかあるんでしょ？
なに、ない？　むしろ銃撃戦？　マフィアとガチバトル？

迫るミッション、飛び交う銃弾、ぶっ放される"ひっち砲"！？
ノリと勢いだけで異世界を駆け抜ける、
アホだけど熱い、異世界アドベンチャーコメディ開幕！

この作品は、基本パッションとハイテンションの会話で笑いを誘う構成です。

年頃男子のお馬鹿な会話（良い意味で）楽しめます。

その勢いは刺さる人には、笑いを誘うはずです。

冒険もコメディよりで、基本わちゃわちゃしながら、肩の力を抜いて青春を楽しめます。

会話中心のコメディ作品が好きな人におススメです！

青春の日常が舞台の物語に、異世界という非日常が組み合わさることで、唯一無二の作品となってます。

この作品の一番の良い特徴は、その元気さと勢いです。
会話劇を中心に進む物語は、軽快なテンポの良さが際立っており、彼らのエネルギーがそのまま読者に伝わる、退屈な日常から解放されるような感覚を感じます。
ちょっとお下劣な笑も多いですが、こそが思春期男子のリアルな姿でしょう！

ああ… 高校生の時って馬鹿だったなと思い出させてくれます。　笑

元気をもらいたい人、笑いたい人、そして思春期のバカバカしさを懐かしみたい人にぴったりの作品です。
きっとあなたも『ひっち過激団』と同じ気持ちで今後の冒険を応援し…続きを読む

軽快で勢いのある会話を重ねながらグイグイ進む物語。
現代の高校生のワイワイガヤガヤな視点で進む物語の中に、しっかり異世界系のエッセンスも織り込まれてます。
中だるみが殆ど無い物語で、毎話ごとにしっかりと前に進むのも良かったです。

こんな友達が欲しかったとも思いつつ読み進めると、時折、やっぱこんな友達居たらヤバイとも思えてくる。
読んでると「うわぁ...」って思う場面もあるけど、男なら思春期の頃はこんな会話とか思考だった筈。

お下劣な会話も純粋な欲求も、全開でぶつけ合っていたあの頃の思い出に浸りながら、是非とも読んで見て下さい。

(女の子と)『付き合いたい男・No. １』な、ひっちを先頭に、だーいし、かずやん、たまさんの仲良し高校生四人組で結成された『ひっち過激団』が本能の赴くままに多次元世界ディメンションワールドで大暴れ！

そんなみんなのハチャメチャ加減が大変クセになる作品です。

個人的には時々開かれる『ギルティ裁判』が好きです♡

　ひっち、たまさん、だーいし、かずやん。リア充を憎む彼等の活躍が、異世界の人々を、そして、退屈な日常に辟易している私達の心を救う！　煩悩塗れの青春だって、いいじゃない！

　SFであり、異世界ファンタジーであり、青春モノ。彼等の活躍を応援していた筈が、いつのまにか応援されている自分に気付くのです。
　元気を分けてくれる物語を、どうぞお楽しみください。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（115文字）

収拾がつかなくなるほどの賑やかさ。
突如としてミッションが起こるんですけど、無事に帰れるみたい。
今とは違う世界へ行き、わちゃわちゃした賑やかさもありながらクリアしていく。
青春を描くのに、SFという舞台もありですね。