概要
自殺現場にいた謎の男を追う新聞記者の"ちょうじり"こと丁字理子
十代の自殺が連続して起こった。新聞記者の丁字理子は、自殺現場に必ず一人の謎の男がいる事に気がついた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!自殺現場に佇む謎の男――彼は何を“拾う”のか。
十代の自殺が相次いで起こるなか、新聞記者の丁字理子は、現場写真に必ず写り込んでいる一人の男に気づきます。
目深に被ったバケット帽、顔を覆うもじゃもじゃの髪。
なぜ、彼は死の現場に現れるのか――。
理子がその足取りを追うほど、初めは点在していた不可解な出来事が少しずつ結びつき、物語はこの世ならざる領域へと踏み込んでいきます。
静かに忍び寄る怪異の怖さがある一方で、勝ち気で行動力のある理子と同僚・瀬皮との軽妙なやり取りには、思わず頬が緩む場面も。恐怖とユーモアが心地よい緩急を生み、全13話を一気に読ませてくれました。
そして読み進めるにつれ、「拾う」と「捨てる」という言葉が、次第に異な…続きを読む