概要
企業法務の小説です。
―― 労働はクソだ、という台詞は金言だ。とくにこの、契約審査という仕事は、寸分も価値を生み出さない。
就職活動に失敗した法秤正義は、大学を卒業後、かろうじてチャンスを掴み内定を得た専門商社で労働基準法など意味を為さないブラック企業で連日の契約書対応に追われていた。
そんな中、上司命令で行くこととなったセミナーで、かつての恋仲だった棗と再会し……
「ねぇ、うちに来ない?」
誘われるがままに転職したのは、かつての新卒採用では端にも棒にも引っ掛からなかった有名企業で……
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