概要
この世は理不尽な事ばかりだ~革命軍に従軍する或る軍医の戦い
私は革命軍に軍医として従軍している。
ここ、野戦病院には怪我をして訪れる人が後をたたない。
1700文字くらいの短編です。
※この作品は、小説執筆サークル『執筆とは筋トレなり』の企画『決まったタイトルから想像の翼を広げよう』によって書かれたものです。
ここ、野戦病院には怪我をして訪れる人が後をたたない。
1700文字くらいの短編です。
※この作品は、小説執筆サークル『執筆とは筋トレなり』の企画『決まったタイトルから想像の翼を広げよう』によって書かれたものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愚か者が下した判断の責任を「誰が」、「どのような形」で取るべきなのか?
「振り上げてしまった拳は必ずどこかに下ろさなければならない。それが誰かの犠牲を伴うとしても‥‥」
昔、そんな言葉を言われたことを思い出した小説です。一つの判断は、たとえ正解であっても、過ちであっても必ず何かの犠牲を伴います。これが個人レベルであれば、自己責任に回帰するのですが、それが国であった場合どうなるか? という感じのお話です。
なんの決定権のない人間は、与えられたものを甘受しなければいけない人間は、必ずこの手の話の最初の犠牲者になります。しかし、その決定を下すものは最後まで生き残る皮肉もあったりします。
そんなこの世のむなしさを教えてくれる短編です。今回、汐さんはたくさんの短編を…続きを読む