我が国の首相は田舎出身、あだ名がアルソックですが何か？

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（109文字）

ごめんなさい。現実に主人公のような人が、首相を目指していたとしても。私は彼女に投票することはないと思いました。
それは、田舎出身だからではありません。絶対に。
民主主義の根幹がおろそかになっているからです。ひとつの議題について、賛成派も反対派も、議論を尽くして肚落ちするところを探る。双方の意見をちゃんと聞くことから、始まりますが。
地道に政党を育てていくことも。恐ろしいほどに、遠回りで、日本人に欠けていることですが。物語にすることは難しいですが。
書かれていないことが、私には不満になってしまうのです。
企画に参加してくださり、読ませていただき、ありがとうございました(^.^)(-.-)(__)

一般人が首相になるというなかなか奇抜な設定において、その設定にさらに深みを加える言葉選び。話し方も政府高官の日常会話はこういうものなのかと思うほど自然で、作者様独自のセンスを感じました。

面白かったです！

今現代のスマホの普及やらSNSの普及を見ていると、本当にある話なんだろうなと思っています。


ってか、こういう政治家いてもいいかもって思っちゃうそんな作品です。

あらすじのとおり政治を風刺する評論ではないし、厳粛でもない。
あらすじに興味を持った人なら読んでみるといい。
政治に興味があるもしくは詳しい人には物足りないかも。
いずにせよ19話地点ではそこまで話が進んでるわけじゃないので、そういうものだと思って焦らず読むことをおすすめする。

本当に政治風刺では無いと言えるのだろうか。笑
それはともかく非常に読みやすいです。
ペースはゆっくり目に進んでいきますが徐々に状況が変わり、今現在政治世論に近い感覚の内容をバサバサ言葉で切り込んでいく感じが楽しいです。
今の世の中にイライラしている人は読んで楽しめます。
あくまでフェイクです!

現在3話までの投稿でそこまで読んだ限りでは、お話はまだまだ始まったばかりといったところですが、キャッチコピーに心惹かれたので、面白い作品、人気作品になって欲しいという期待を込めて★3つ入れさせて頂きました。
本編でまだ直接的な表現はなされていませんが、「若い世代がもっと政治に関わっていくべきなのではないか？」というメッセージ性を感じます。
個人的にとても応援していきたい作品です！！