概要
痛みを言い訳にしたくなかった
大学生のキリコには、アサギという友人がいる。アサギはつかめない人間で、キリコ自身アサギのことが好きなのか嫌いなのかよく分からない。
ある日キリコは、大好きなゼミの草野先生がマニラで開くという交流イベントにアサギや他の学生とともに参加する。そこでアサギは知人のイツキに再会し、二人の暗い過去が判明する。
22歳の時に書いた小説の内容を必死に思い出して、世界観はそのままに再度書き直したものです。拙い文章ですが、よろしくお願いします。
闇要素あり。苦手な人はブラウザバック推奨します。
ある日キリコは、大好きなゼミの草野先生がマニラで開くという交流イベントにアサギや他の学生とともに参加する。そこでアサギは知人のイツキに再会し、二人の暗い過去が判明する。
22歳の時に書いた小説の内容を必死に思い出して、世界観はそのままに再度書き直したものです。拙い文章ですが、よろしくお願いします。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「愛すればこそ」親しいはずの《友人》は知らない人の顔をしてそういった。
キリコの男友達であるアサギは変わっている。綺麗な風貌で、教室でも教師にあてられない窓際の席を好み、親しいはずなのに、時々キリコには理解のできないことをぽつりとこぼす。
そのときもそうだった。
夫が妻に暴力を振るい、それを懺悔するという映画で、アサギは涙を流した。あの映画が好きだと。キリコにはそんなアサギの考えが理解できず、困惑する。
アサギはつぶやいた。
「愛すればこそ、ってところかな」
…………
人間関係というのは難しいものですね。想いあっているはずなのに、すれ違ったり。寄りそうつもりが、絡まりあってしまったり。小説のようにはいきません。そんな「小説」のようにはいかない人間関係という…続きを読む