ace :3

七節町を管轄する七節警察署に一通のメールが届く。そこには、クイズに答えなければ人を殺すといった文面とURLアドレスが張られていた。七節署は悪質ないたずらと判断し、警らを厳重とするに留めた。

翌日、七節町内で男性の刺殺体が発見される。現場には、メールの送り主と思しきメッセージカードが残されていた。そして、七節署にまたも同様のメールが届く。
しばらくして、事態を重んじた警視庁捜査一課の管理官、綿矢の出した策案を、上層部は不本意ながらも了承することにした。

それは、休職中にある捜査一課の刑事、緋波千里を捜査本部に参加させることだった。

【『ace :2』から一年後を描いたシリーズ第三作】