概要
生き残るために選んだ道は、人外として生きる道でした
海外から日本へ戻る途中、永遠は飛行機の窓から外を眺めていた。
ちょうど翼の見える位置。
何となく見るのにも飽きて、視線を戻そうとしたその時、永遠は翼の上に人らしき存在が座っているのを見てしまう。
視線に気づき、永遠へと近寄ってくる人影。
青年はシンと名乗り、二人は窓越しに暫し会話を交わすこととなる。
しかし突然、飛行機の中に絶叫が響き渡った。
伝染していく悲鳴と恐怖。
そして、永遠の目に映り込んだ元凶の姿。
──それは、この世のものとは思えない、おぞましい異形の姿をしていた。
血飛沫が舞う機内で、死にたくなければ自分を中に入れるよう話してくるシン。
永遠は生き残るため、シンを中に入れる決断をくだすが……
その選択は同時に、永遠が人間を捨てることを意味していた。
(こちらの長編は不定期更新です)
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