概要
生き残るために選んだ道は、永遠人として生きる道でした
海外から日本へ戻る途中、永遠は飛行機の窓から外を眺めていた。
ちょうど翼の見える位置。
視線を戻そうとしたその時、永遠は翼の上に人らしき存在が座っているのを見てしまう。
永遠へと近寄ってくる人影。
青年はシンと名乗り、二人は窓越しに会話を交わすこととなる。
しかし突然、飛行機の中に絶叫が響き渡った。
伝染していく悲鳴と恐怖。
そして、永遠の目に映り込んだ元凶の姿。
──それは、この世のものとは思えない、おぞましい異形の姿をしていた。
血飛沫が舞う機内で、死にたくなければ自分を中に入れるよう話してくるシン。
永遠は生き残るため、シンを中に入れる決断をくだすが……。
その選択は同時に、永遠が人間を捨てることを意味していた。
ギフトは作者のお猫様に還元されます🌕🐈⬛
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!書籍化してください。絶対買います!
この作者さんの物語はどれもすごく面白いです。
読むだけでその場面の景色などの映像が頭に浮かんできて、自分もまるでそこにいるかのような錯覚に陥ります。
この作品は、謎めいた魅力がたくさん詰まっており、少しダークさが混じっていながらも、重たくないのでとても読みやすいです。
文章が綺麗で、表現の多さや丁寧さにいつも驚かされます。
じっくり読めば読むほど、とても考えられて書かれた話だということが分かってくるんです。
この後どのように物語が展開されていくのか、どのような伏線が貼られているのかを考えながら読んでいる時間がとても楽しく幸せです。
そして何より、キャラクターが大好きになります!
ど…続きを読む