概要
亡国の姫君と元死刑囚の話。
敗戦国の残党として死刑を言い渡されたグレン。
死刑当日。
断頭台にかけられたところで、突如上空から飛竜が舞い降りる。
死の直前、手を差し伸べたその人物はかつての主の婚約者レイユだった。
彼女は戦地になり荒れ果ててしまった祖国を元に戻したいと奮闘しているようだった。
だが自分たちを繋いでいたものは何もない。
グレンのかつての主君ブランはもういない。
レイユのかつての婚約者ブランはもういない。
自分たちが一緒に居ていていい理由はあるのだろうか。
それはブランへの冒涜にはならないだろうか。
――婚約者の元護衛と亡き主の婚約者の話。
死刑当日。
断頭台にかけられたところで、突如上空から飛竜が舞い降りる。
死の直前、手を差し伸べたその人物はかつての主の婚約者レイユだった。
彼女は戦地になり荒れ果ててしまった祖国を元に戻したいと奮闘しているようだった。
だが自分たちを繋いでいたものは何もない。
グレンのかつての主君ブランはもういない。
レイユのかつての婚約者ブランはもういない。
自分たちが一緒に居ていていい理由はあるのだろうか。
それはブランへの冒涜にはならないだろうか。
――婚約者の元護衛と亡き主の婚約者の話。
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