この唇はただイケ獣人のためにある

『けもめん』という女性向けRPGのファンであるケモ好き女子、不破有寿。
彼女はBBQのために訪れたキャンプ場で、吊り橋から落ち、意識を失う。そんな彼女が意識を取り戻すと、そこは異世界。しかも、ある出来事がきっかけで『けもめん』で有寿の一番の推しキャラであるレオポルドによく似たイケ獣人を仲間に出来たのです！
レオポルドの助けを借りながら異世界での生活をはじめる有寿でしたが……

本作は、ケモナーさんの夢を叶えてくれる冒険譚！
主人公の有寿と獣頭人身のイケ獣人との交流が物語の中心です。有寿は推しキャラ似のレオポルドにドキドキしっぱなしですし、レオポルドのほうでも有寿を大切に思っているのが伝わって…続きを読む

ケモ世界がこんなに奥深いなんて知りませんでした！
ケモは個々に特性があるもので、自分の浅いケモ知識を思い知りました…。
内容もキャラもしっかりしていてとても面白いです。ぐんぐん読み進められました。
展開がとにかく楽しくて飽きません。おすすめです！

獣人と女性の恋愛、その中に最強にかっこいいレオポルドさん！この人を見るために読んでるといっても過言ではない！！

そしてほっこりする場面もあり、緩急があるこの作品は、さらに広まるべき作品です🤔

ケモ好き作者によるケモ好きのための物語。
作者のケモへの愛は昔から知っているが、これはその中でも特に勢いのある作品。

不慮の事故により、社会人の有寿(アリス)がやってきたのは、自分がやりこんでいた獣人男子で構成されたRPG『けもめん』の世界…

ではなく、普通の異世界ファンタジーだった。残念。
ところが、推しのレオポルドによく似た獣人男子が現れて!?


「自分が生み出された時、その名を授かった」


アリスが迷い込んだキハサカイ王国は、どうやら隣国のラプロフロス帝国から襲われているらしい。
魔石にキスすることで魔獣を人型にする力を持ったアリスは、商人のパティとレオポルドとともに、魔獣を退治することに。

「アリス、この爪はただ貴女のために振るおう」

アリスの第二(？)のケモナー人生が始まる――！

兎にも角にもレオポルドがイケメン獣人✨
アリスのためならなんでもござれ。
カッコイイし、かわいい一面もあり🩷

それに何より面白い。
香久乃さんの作品は読んでいて楽しいと思えるのが良いですよね(*´ω｀*)

続く展開も楽しみです！

獣人が好き。獣頭人身のもふもふとムキムキが大好き。異種間恋愛とかたまらん。
そういった方々に諸手を挙げてオススメできる本作。
ここまで好きを突き詰めた作品に出会うと、嬉しくなるのは私だけではないはず。
純然たる好きの結晶を愛でる時間は、ときめきと満足を読者にもたらすものだと感じます。

もう駄目です。
モフモフ万歳、獣人万歳。
そんなダイイングメッセージを残して召されるところでした。

確かに。
確かに私は獣人が大好き。
獣人というか、まぁ、ケモ耳のイケメンも好きですし、頭部だけが獣とかそういうのも大好きなんですけど、アナタこれ、よりにもよって二足歩行タイプの完全な獣なんですよ。

もう私の中のケモナーがマツケンサンバ状態で。
叩けボンゴ言ってて。南のカルナバルはここでやってたんか、っつって。

美女と野獣の野獣もね、もうぶっちゃけ呪いなんて解けないでほしかった。良いじゃん、ベル（ヒロイン）はさ、あの状態の野獣のことが好きになったんだから、そこに真実の愛があったんだからさ、…続きを読む

イケメン獣人が出てくるゲームにドハマり中のケモナーOL、不破有寿。
しかし強引に誘われて行ったBBQの途中、吊り橋から落ちて気づけば異世界に。

そして、そこで彼女が出会ったのはゲームの推しキャラにそっくりなイケメン獣人のレオポルドだったのです！

モフモフ獣人への愛がとにかく詰め込まれた作品。
推しキャラそっくりの獣人と出会えるなんて、何という大幸運。
しかも彼、有寿さんにすっごくなついてくるじゃありませんか。
こんな獣人さんに近づかれて、平常心でいられるはずがありません。心臓バクバクで、幸せいっぱい。有寿さんのドキドキキューンな気持ちが、目一杯伝わってきます。

もしかしたら獣人推しじゃ…続きを読む

会社のBBQ合コンの最中でもゲームのことを考えている、不破有寿。

しかし本当に好きなのは、ゲームというより獣人なのかもしれません。
彼女が夢中になってるゲーム、『けもめん』は、登場キャラがみんな獣人。しかもこれに登場する獣人は、人型の美形に動物の耳と尻尾の付いた程度ではなく、全身が獣毛に覆われフォルムは獣頭人身という、非常に獣成分の強い面々でした。

このニッチな作風に心打たれた有寿。特に今日からはじめるイベントストーリーでは、最推しキャラレオポルドの限定ガチャが実装されるということで、特に熱が入ってます。
BBQ合コン？ そんなの知らんからゲームさせろ。

けどね、そんな至福な時に限って…続きを読む