淡くて、どこか危なっかしい。そんな恋のドラマのようでした。

トラウマを抱えた主人公が出会う、一人の絵描き。
ほんのりと淡い恋のドラマを見ているようで、どこか危なっかしいヒヤヒヤとしたものがありました。

何故なのだろう、と思いながら読み進めていると、明かされる主人公のトラウマ。
ああ、これだ。と思いました。

綺麗で儚い描写の中にある、確かなトラウマ。
けれど、ちゃんと向き合えましたね。
そして、再び彼に出会えました。

静かで、淡い恋。
月が、綺麗ですね。

皆様もぜひ、読んでみてください。

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