第15話 青い鳥 重松清
14歳の頃読んだ一冊。ちょうどあの頃は少年犯罪と発達障害の関係性で悩んでいて生きる気力がなかった頃。10代は青春全開できらきらしているなんて嘘だ。自分自身が暗い10代を送ってきたからこそ、『青い鳥』は悩める10代の少年少女に寄り添ってくれる。10代の頃、この『青い鳥』の短編集でいちばん好きだった作品が『カッコウの卵』だった。今でも鮮明に残っている。吃音の村内先生が出会う生徒は色々と抱えている。悩みの大きさも人それぞれ。でも、どこかみんな息苦しい。
今の10代にも響く傑作。
≪印象に残った一行≫
学校の外に出ると、ほっとする。『カッコウの卵』より。
10代の頃の気分を荒々しくも思い出した。
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