第4話 はつ恋  ツルゲーネフ

主人公の少年と同じ年齢の16歳のときに読んだ。

ちょうどあの頃は閉鎖病棟に入院し、暇を持て余して読んだ。

病状が悪かったのに鮮明にシーンを覚えている。オチは未読の人には内緒にしたいほど、哀れで切ない。少年、ウラジミールの心理描写は格別だ。令和の時代に読んでもあの頃のひりひりした感情が読み返すたびに蘇る。

青春は甘いだけじゃない。

酸っぱくも苦い。


≪心に残った一文≫


すみません、図書館で作業しているので家に本があります。

しかし、どの文章も知的で繊細で語彙力が豊富で、初々しい少年の感情がしっかり描かれていました。

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