おっと君たちは反芻ができないのかな? だったらこの話を読むべきだ。

小説の技術として、人間ではないものに成りきる「異化」の視点がありますが、
まさしく、牛の目から見た食レポでした。

瑞々しい牧草にミネラルブロック。
そして反芻。

牛あるあるを詰め込むと同時に、人間くさい仕草やセリフもリズムよく挟まれ、
物理的にはどんな状態なのかはわかりませんが、
小説でしか表現のできない描写を楽しむことができました。

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