おっと君たちは反芻ができないのかな? だったらこの話を読むべきだ。
- ★★★ Excellent!!!
小説の技術として、人間ではないものに成りきる「異化」の視点がありますが、
まさしく、牛の目から見た食レポでした。
瑞々しい牧草にミネラルブロック。
そして反芻。
牛あるあるを詰め込むと同時に、人間くさい仕草やセリフもリズムよく挟まれ、
物理的にはどんな状態なのかはわかりませんが、
小説でしか表現のできない描写を楽しむことができました。