文体からは、この物語における作者の意図は全く感じられない。全ての文章で思考の因果関係が破綻してる。だが、どうしてか作者の人間性の片鱗が垣間見える瞬間がある。この物語を一言で表すなら、支離滅裂だろう。しかし、それは個性の消滅ではなく、ある意味独創的で一種の芸術なのだろう。これは新しい種類の小説ないし詩集であり、読む人間の価値観すら変える可能性を秘めているのだろう。
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次に続く文が想像出来ない。文脈、脈絡などない。でもそれがいい味を出してる。常に期待を裏切られる感じが堪らない!タイトル回収は鳥肌!23話でこの”謎の小説“の謎が全て明かされる。これは傑作ですよ。はい。
小笠原鳥類もとい二スィーべさん好きですよね? 知らなかったらごめんなさい。ゼロ年代にヌ・ギッツィーニというホームページの管理人だった人なんですけど、文体がまさしくそれでした。後に小笠原鳥類という詩人となり、本を出しています。僕の好みに触れてヤバイので☆3です。
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