概要
えっ?あの聖女様が僕の妹?えっ?神のお告げで結婚しろ?
「聖女との結婚を命じる」
ハル・オーウェンスは夜盗に襲われて生き別れた妹がいた。
だが、それすらも思い出せず、記憶にあるのは月夜に輝く美しい金髪の美少女と自らに植え付けられた呪いの証だけであった。
それから月日が経つ。ハルはイネス王国の魔術学院を追放された。更にはそれによって国民としての資格すら失い、流浪の民に逆戻りとなってしまう。
寮を追い出されたハルは途方に暮れていた。
そんな中、新聞に載った知らせが入る。
「号外だよ!本日、新たな聖女が誕生した!聖女の名はルシアナ!最年少の聖女だ!」
聖女ルシアナはハルより一学年下の魔術学院生。成績優秀の才女であった。
まるでハルとは正反対のルシアナ。
しかし……
そのルシアナこそが、ハルの腹違いの妹であった。
しかも
お賽銭みたいなものです。送ってくれるとご利益がある…かも?
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