これは本当に小説か、体験談ではないかと思うほど真に迫った描写に、こちらの胸が痛くなります。悲惨な戦場の中に、それでも膝をつかず顔を上げ続ける看護婦たちの勇壮な、しかし切なくなるような情景が目に浮かびました。
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腰に下げた自決用の手榴弾、青酸カリ招集令状死に方用意───私はこの手で二人殺している最年長二十二歳……これは、兵士の話ではない戦場に赴き、兵士とともに銃弾の中を駆け抜けた赤十…続きを読む
卓越した文章力で描写された戦争は、戦争なんてしたくないと、人々に強く思わせる。凄惨で無意味な戦争が、数年単位で続いている今だからこそ、読んで欲しい。看護婦として戦禍に飛び込んでいった少女の胸…続きを読む
激動の昭和史 沖縄決戦、日本の一番長い日、太平洋奇跡の作戦 キスカ、連合艦隊、火垂るの墓、永遠の0、この世界の片隅に……第二次大戦を扱う映画は幾つか観ましたが、それらではあまり触れられなかった、…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(145文字)
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