焜燿の魔女エルトナキア

〈焜燿の魔女〉と呼ばれる少女、エルトナキアは、俗世を離れ、山奥の小屋で、ほそぼそとした仕事をこなしながら、ひっそりと、静かに暮らしていた。
　ある日、彼女のもとへひとりの女騎士が訪れる。カルラと名乗るその騎士の持ち込んだ依頼――それは、〈渇き病〉と名付けられた、人を死に導く凶悪な呪いを、解いてほしいというものだった――。
　呪いに蝕まれ、滅亡の危機にある町を救うために、奮闘するエルトナキアとカルラ。だが、そんな中、魔女を快く思わない聖東教会から、恐ろしい刺客が送り込まれて……！？
　引き篭もりの魔女と、つよつよ女騎士のバディが主役の、あかるくたのしい異世界ファンタジー小説！