丹念な場面描写と、こころの行く末。

あらゆる場面の情景描写がとても丁寧で緻密で、しかも美しいと感じました。

主人公は自分でも葛藤を封じてる面があると思いますが、それがこれだけの精密な描写を受けてどんなふうに描かれてゆくのか、どんなふうにこころをつくっていくのか、とても楽しみです。