概要
魔女の作る奇想天外なお弁当はいかがですか?
ランチ時まで溶けないアイスに、宙を飛翔する焼き魚・・・
毎日のランチタイムが待ち遠しくなること間違いなし
魔女と人間が巻き起こす、グルメ系ファンタジー&コメディー&...??
「指一本で温度変化の魔術が使えるとは、新手の魔術師であるな!僕にもそれを教えてくれないか!」
魔法界最後の生き残りにして最強の魔法使い<神童>ミア
現世に転移したミアが見たものはレンジでチンして作るお好み焼きとカップ焼きそばだった
電子レンジを器用に使う、高校生東雲怜を魔術師と勘違いし始まった魔女ミアの新しい生活は
人間を憎むミアの心を変えていく
ミアは簡便調理と魔法を駆使していろいろな料理チャレンジしなが
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!勘違いとすれ違いから始まる、ファンタジックコメディ!
魔法の世界の神童が転移して、普通の高校生と出会う所から物語は始まります。
魔法世界では異質、そして驚異的なものでも、現代では実にありふれた物。
高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない、なんて言われますが、まさにその通り。
電子レンジやケトルを使い、ボタン一つで湯を沸かす高校生に驚いてしまいます。
高度な魔法を体得してなければ、到底同じ事は出来ない、という発想なんですね。
そのすれ違いコントが見ていて楽しい!
そして読んで思った事は、とても優しく微笑ましい魔法物語だな、ということです。
魔法やら魔術やらが絡むと、大抵は荒っぽい内容になりがちですが、ここではただただゆるふわな物語となって…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読むとお腹が空きますΣ(・ω・ノ)ノ!
魔法界最後の生き残りにして最強の魔法使い<神童>ミア。
ごく普通の高校生、東雲怜。
現世に転移してきたミアが降り立った先は、とある部屋。そこにいたのは、短い刃物と盾のようなものを構えた少年だった。少年は何か言っているが言葉が通じず、魔法を使ってお互いの意思疎通が可能となる。事情を話すやいなや、お腹が鳴る。そんなミアに少年が食事を提供してくれることになった。
しかしミアがそこで見たものは、レンチン魔法!ならぬ、レンジで食品を温める怜の姿。それを未知の魔法と勘違いをしたミアが、怜にある目的のための提案を持ち掛ける。
話のかみ合わない来訪者に対して、目の前で魔法を披露された怜。
怜はミア…続きを読む - ★★★ Excellent!!!魔女は男子高校生から魔術(レンチン)を教わる
少女ミアは魔法界の最後の生き残りです。
魔法界復活のための試行錯誤(というか失敗)が、魔法界と男子高校生の東雲怜(しののめれい)の自宅をつなげ、出会った二人は、魔法と魔術を教え合う師弟関係となります。
というのが冒頭部分ですが、最新話(現在、34th spell)までつながるのは、
コメディ(怜が教えるのはレンジでチンとか)
切なさ(ミアが魔法界の最後の生き残りであることなど)
の両方が合わさっていて、胸がぎゅっとなるような苦しい場面にも実は笑いが含まれていたり、声を出して笑っちゃうところに悲哀が潜んでいたりします。
どちらも! 両方がいい。
振れ幅が大きいとも言えます。
(思い返…続きを読む