このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(124文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(215文字)
広大な宇宙には色々な惑星があって、そこでしか採れない鉱物資源を目当てに過酷な植民が行われるのは未来ではよくある事なのかも。 主人公の生きる星も、そんな過酷な宇宙の中の一つ星。次の夜明けは二百年後というような。太陽のある暮らしがしたいライラは、お金をためて別の惑星に行きたい。その一心で得た不思議な仕事の内容は……。 少年とライラの時間の差、彼が彼女を雇った理由、この星に居る理由のすべてが儚く切ない。 最高の余韻をもって締められる物語のその先を想像し、しばし浸っていたくなるような上質なドラマです。お薦めです!
星の運行と、そこに暮らす少女と少年の別れと再会を、夜明けや太陽といった普段見慣れているモノを上手く使って、表現しているのが、新鮮でした。このノスタルジックな雰囲気が凄く好きです。
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