読ませていただきました‼︎神話や民謡と同性カップルのそれを上手く重ね混ぜた素敵で苦悩のある物語でした。最終二人がどうなるのか、全く想像がつかずとりあえずバッドエンドでなくて本当によかったとホッとしました。香奈の先祖とかも驚きましたね。しかし人魚として生きたらどうなっていたのでしょうか。ついもしもを想像してしまいます。きっと主人公が追いかけていたかもしれません…是非読んでみていただきたい。
様々な性の在り方が提示された世の中ですが、未だにそれは受け入れられる物ではありません。この作品はLGBTの中の『L』、レズビアンである人物が主人公となっています。誰を愛そうが誰に愛されようが、そ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(198文字)
若き女性同士の恋愛を描いた物語。悲恋やデメリットの象徴とも言える『人魚』というキーワードを、この題材に絡めた点にセンスを感じます。冒頭から『レズビアン』は、よりにもよって同年代の同性に理解されない…続きを読む
レズビアンであることを苦に自殺したはずの幼馴染が人魚になっていた――そんな衝撃的な場面から物語が始まる。アウティング(本人の許可なく性のあり方を暴露すること)を軽い気持ちで行ってしまった朝井や、…続きを読む
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