「群像劇」で語られる「大人の恋愛事情」を語った「本格的」な恋愛小説!

 「群像劇」なんですよ。これ、私じゃ絶対かけない「プロット管理」が死ぬほど大変な「群像劇」。もう、それだけですごいのに、キャラの「行動」とかが読んでて「混乱」してないんですよ。男女6人ですよ?そんなの普通は書けないんです。

 そして、さらに信じられないのが「恋愛模様」がそこに絡むんです。私も登場人物の心境変化を「プロット」や「フラグ」で管理する方なんですが、ここまではできないなというのが、この物語を読んだ正直な感想でした。

 って、全然「読み手」を考えたレビューになってなくて、ごめんなさい。物語としては、クリスマス前におきた「とある事件」をキッカケに、男女6人の感情に「色々」な変化をもたらします。それを「色々」な角度で語る感じで、なんというか、とれも「読み応え」があるというか「わかるわかる」と、各人の「心情」に対して、とても納得感が得られる物語になっています。

 「大人の恋愛」が好きな人にはおススメの一作です。

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